パティシエになるには|どのくらいの費用がかかる?

学校に行かなくてもパティシエになることはできる

パティシエになるには製菓学校などに行く必要があるのでは?と考える人が多いのですが、実は「パティシエ」は職業の名称であって資格の名前ではありません。

 

なので、雇ってさえもらえれば「普通学校を卒業→ケーキ屋さんなどに就職」という手順から、パティシエになること自体は可能です。

 

しかし、やはり現場は経験者を求める傾向にありますので、確実な方法でパティシエを目指したいと考えている場合は製菓学校などに行って基本を学び、それからお菓子屋さんに就職という流れが一般的と考えていいでしょう。

 

製菓学校や調理師専門学校では、お菓子の作り方の基礎を学ぶというだけでなく、お菓子の伝統などについても学習をすることがあります。

 

こういった知識をたくわえておくと、実際にお店で働いてお菓子を作る立場となったときにやくだちます。

 

また、こうした専門学校を卒業すると「調理師免許をとれる」というメリットがあることも、人気のひとつですね。

 

では、具体的な費用についてみていきましょう。

 

A学校の場合

A学校の場合、費用は以下のとおりになっています。
・パティシエ科 1年生の学費→1318000円
・パティシエ・ブーランジェ科 1年生の学費→1279000円
・パティシエ調理師科 1年生の学費→1646000円

 

B学校の場合

※パティシエ科
・1年時
入学金→150000円
授業料→700000円
施設実習費→600000円
計→1450000円

 

・2年時
授業料→700000円
施設実習費→600000円
計→1450000円

 

このように、製菓学校の費用に関しては年間100万越えは当たり前。

 

夜間だったり、取れる資格が違ったりということでも授業料は大きく変わってきますが、決して高くない学費がかかるということは覚悟をしておいた方がいいかもしれません。

 

中には「留学」を取り入れている専門学校も

そんな専門学校ですが、日本で学ぶだけでなく「留学」を取り入れていることも。

 

パティシエというと、やはりフランスで学びたいというひとが多く、専門学校が留学をプログラムに入れていることも多いとか。

 

この留学では、現地で語学を学ぶことができるというだけでなく、日本の専門学校で学んだ知識や技術をどう現場で活かしていくのか、またどうアレンジしていくのかを体験することも可能になります。

 

とはいえ、やはり留学するにはお金がかかりますので、どのくらいの費用がかかるかをみていきましょう。

 

「地球の歩き方」で紹介されているパティシエ留学

・場所 フランスのトゥール
・研修期間 大体2か月程度
・費用 3900ユーロ

 

●Aさんの場合
・場所…フランスのヴィニー(6か月)、パリ(5カ月)計11カ月
・住まい…寮+パリの賃貸アパート
・プログラム費用(学費、保険、半年分の寮費、航空券など)…250万円
・現地生活費…パリでは一か月1000ユーロ

 

やはり、留学ともなると高額なお金がかかってきます。

 

しかし、留学をすることで語学を学ぶことができたり、現地でのお菓子作りの技術を学ぶことができたり、実になることが多いというのは事実のようです。

 

お金はかかるけれど、出す価値はあるといったところでしょうか。

 

資格なしで店舗に入社する

とはいえ、専門学校に必ず行かなければならないというわけではありません。

 

店舗の中には、初心者であっても1から教えますというところもありますので、こういった店に入って修行をつみ、実力をつけていくという方法もあります。

 

学校に行くのとは違い基礎がないため1からの修行にはなりますが、店舗ではより実践的な技術を学ぶことができるという強みがあります。

 

学校で知識や技術を学んでいなくても、現場で学んだ実践経験があればスキルアップは十分に可能ですし、むしろ実践経験で技術を身に着けられるぶん「上達が早い」というメリットも。

 

ただし、店のすべてがパティシエとしての技術すべてを教えてくれるとは限りませんし、どうしてもその店の技術しか学ぶことができないというデメリットもありますので、独自に勉強を積んでいくことも必要になるでしょう。

 

この方法が一番お金がかからない方法です。

 

1人暮らしをしていても、お給料で生活費を賄うことができますので「早く自立したい」と考えている人にはオススメですね。

 

学校にいっていようとそうでなかろうと、最後は技術とセンスがモノをいう、それがパティシエの世界です。